霰粒腫は目薬で治らない？私の体験談！

数か月前から左目の瞼にしこりができてしまいまして・・・
放置していたのですが、とうとう我慢できずに眼科に行くことにしました。

ドクター

霰粒腫（さんりゅうしゅ）ですね。
ものもらいの一種です。

私

治りますかね？

ドクター

切ったらすぐに治るんですけどね・・・
目薬と抗生剤出しておきますので、様子を見てください。

私

良かった～。
切らなくても治るんですね。

ドクター

すぐには治りませんので、長い目で見てくださいね。

そんな感じで抗生剤の服用と目薬で様子を見ていたのですが、霰粒腫（さんりゅうしゅ）というやつは全く小さくなる気配がありません。それどころか、少しずつ大きくなってきたではないですか！！

しかたがなく、2週間後に再度眼科受診・・・
というわけで、今日は
　
霰粒腫って目薬では治らないの？
　
ということについて私の経験を踏まえてお話ししたいと思います。
　

霰粒腫は次第に大きくなる？

まずは霰粒腫とは何かということについて調べてみました。まずはこちらの動画を見てみましょう。私の瞼もこんな感じになっていました。

この霰粒腫、実は痛みも無く基本的には無害。ドクターも

ドクター

霰粒腫はそんなに悪いものでもないんでね・・・

と言っておられましたが、見た目が悪いというのと大きくなると視界が狭くなるという問題が発生します。

これは霰粒腫とは関係ないかもしれませんが、私の場合は「瞼が重い」という感じで、夜遅くまで起きているのが辛くなりました。

実はこの霰粒腫、瞼のマイボーム腺の出口が詰まってできる無菌性の炎症なのです。ちなみに、マイボーム腺というのは皮脂腺。つまり、皮脂が内部に詰まってしまっているっていうことなんですね。

そして、通常の治療方法としては私と同じように抗生剤と目薬で様子を見るということです。特にしこりが小さな場合は殆どがこの方法で約2週間から1ヶ月で治るそうなのですが・・・

私の場合は既にある程度大きかったこともあり、目薬では治らないという状況だったのかもしれません。そして、2週間経過した時にはかなり大きくなってしまったのです。そして、眼科医に再受診することにしました。

その結果、

ドクター

取りましょう！

と、有無を言わせず霰粒腫を取ることに！！

私

えっ！？まじで？
切られるのかな？

と思っていたのですが、切らずに瞼の裏側から中身を押し出すとのこと。ちょっと安心しました。
　

通常は瞼を切開してしこりを取り除く？

どうやら、通常は切開してしこりを取り除くそうです。こちらの動画でその様子がわかります。（私は苦手なので見ていません。）
→霰粒腫の手術映像

幸い、私の場合はできている場所が良かったようで、瞼の裏側から押し出して取り除くという方法を取られました。

手順としては次の通りです。

　
という感じでした。施術されている側なので、何をされているのかはっきりしたことはわかりませんでした。

痛み止めがよく効いていたようで、切れた時の痛みのような物は全くありませんでした。しかし、その代わりに押し出されている時は少し痛かったです。我慢できる範囲ですが。

そして、これまた幸いにして殆ど血が出なかったということでした。と言っても、後から見たら眼帯にはある程度の血が付着していましたが、大量に出血する場合もあるのでしょう。
　
施術自体は5分も掛からずに終了。しばらく休憩してから帰りましたが・・・

私

車の運転しても大丈夫なのかな？

って気になりませんか？
　

施術後すぐに車の運転！それって大丈夫？

施術後は眼帯をされたので、右目だけしか見ることはできません。今まで気が付きませんでしたが、片目って凄く不便ですね。どういった症状になるのかと言うと、

• 距離感がわからない
• 視界が狭くなる
• 視力が低下する

ということを経験しました。まず驚いたのは、支払いの時。お釣りを取ろうとして手を伸ばしたのですが、微妙に届いてなかったのです。

つまり、この状態で車の運転をするのは不可能ですが、この眼帯はいつ外せばよいのでしょうか・・・

ドクター

10分くらいすれば眼帯取ってもいいですよ。お風呂に入る時と寝る時は付けた方がいいですけど。

ということだったので、しばらく休憩してから眼帯を取って車の運転をして帰宅しました。微妙に見難い気もしましたが、片目よりはマシだったので大丈夫でしょう。
　

まとめ

今日はものもらいの一種である霰粒腫（さんりゅうしゅ）について取り上げてみました。実は、私は人から指摘されるまで全く気が付かなかったのです。そして、指摘されてからも

私

全然わからん・・・

っていう感じだったのです。それが2ヶ月程前の話。その時に眼科に懸っていれば痛い思いをすることはなかったのかもしれませんが、今となっては何とも言えません。

では、今日の話をもう一度振り返ってみましょう。

まず、霰粒腫というのは瞼のマイボーム腺が詰まることによってできる炎症でした。しかし、霰粒腫自体はそれ程悪い病気というわけではないので、眼科医に懸っても「目薬で様子を見ましょう」ということになります。

しかし、色々話を聞いていると、小さい霰粒腫でもしこりが消えるまでには2週間から1ヶ月は掛かる。場合によっては半年から1年ということもあるようです。

そして、中には私のように霰粒腫自体が大きくなってくる人も。その場合は手っ取り早く中の腫瘤を取り除きましょう。霰粒腫は目薬で治らないという人が5割だそうです。

ちなみに、私の場合は手術という感じではなかったからか、診察料は2,700円でした。診察にしては高い気がしますが、手術と考えると格安ですよね。
　
霰粒腫は気付いた時に眼科に行きましょう！！
　
参考記事
＊ものもらいができる原因って何？ストレスとは関係アリ？