ミニバラの種類と育て方

今から14年も前の話になります。
自分の結婚披露宴の時に、各テーブルにミニバラを飾りました。
帰りにはお客様一人ひとりに持って帰って頂けるようにと、鉢植えの花を飾って貰ったのを覚えています。

数年後、会社の上司のお家へ遊びに行った時のこと。
玄関横の小さな花壇にミニバラが咲いていました。

「これ、君の結婚式の時のミニバラだよ」

って言われて、とっても嬉しかったことを覚えています。
でも、当家には母が1個持って帰ってきただけ。
しかも、すぐに枯れてしまいました。
　

ミニバラの種類

うちの母は花を育てるのが生き甲斐のような人なのですが、ミニバラは枯らしてしまったので、
『ミニバラを育てるのって難しいんだな』
っていうのが率直な感想でした。

そんなミニバラもちゃんと育てれば枯れる事はないようです。
ミニバラを育ててみたいという方は、まずミニバラの種類を選んでください。

実はミニバラの種類はかなり沢山あります。
比較的有名だと思われる種類を挙げてみました。

赤系： レッドシンフォニー、インスピレーション・オプティマ、バリ・フォーエバー
ピンク系： ラブリープリンセス・オプティマ、ニューヨーク・フォーエバー
黄系： アンチベス・フォーエバー、ヘナ、イースターイエロー、ヴィヴィ
白： ロイヤルホワイト・オプティマ、ビエンナ・フォーエバー、ベラ・オプティマ
オレンジ： ジュピター・オプティマ、パルマ・フォーエバー、フェリーチェ・オプティマ
青系： モーニングブルー・オプティマ、ブルーリボン、ラビリンス、ブルーパヒューム

名前だけ見てもさっぱりわからないと思いますので、まずは店頭で見て購入するのが良いでしょう。
　

ミニバラの育て方

実際にミニバラを育ててみて感じたのが、ミニバラの育て方として最も重要なポイントは「水やり」だということです。
正しく水やりを行っているか否かがミニバラが元気に育つか否かということに直結しているように思えました。

多くの書籍を読んでみても同様に水やりについては注意が必要だと書かれていました。
逆に、日当たりについてはそれ程気にすることはないようです。
勿論、日当たりが良いに越したことはありませんが、1日に3時間程度の日当たりでもミニバラは花を咲かすことができるそうです。

ですから、誠心誠意水やりをしてみてください。
注意点としては、「乾いたら水をやる」ということです。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、夏場なら1日2回程度、冬場は3～4日に1回程度の水やりを目安にしてみてください。

ミニバラの病気・害虫

ミニバラは小ぶりで葉が密集してますから、病気や虫が発生すると、瞬く間に全体に広がっていきます。

特に注意しなければならないのが、
　・ハダニ
　・アブラムシ
　・ヨトウムシ
です。
特に、春から初夏にかけてと秋には害虫が繁殖しやすいので要注意です。

小さな害虫の場合は単体ではなかなか見つけることができませんが、放置しておくと瞬く間に繁殖して大変なことになってしまいます。

こまめな観察と農薬散布を怠らないようにしましょう。

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