一眼レフとコンデジとミラーレスの違いって何?
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姉がミラーレス一眼というやつを買ったと自慢げにFacebookに投稿していました。
実はミラーレス一眼欲しいです。
発売当初から狙っていたのですが、先を越されるとは思いませんでしたね。
うちにはコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)とデジタル一眼レフカメラがあります。
コンデジは3台目というか、その内の2台は娘がお年玉で買って使ってるやつです。
あ、そう言えばトイデジというものも持っていました。
トイカメラのデジタル版ですね。
このカメラも結構面白いのですが・・・
今回はトイデジのことは置いておきましょう。
話を戻しますが、一眼レフカメラ、ミラーレス一眼、コンデジは何がどう違うのでしょうか?
大まかなことは知っているのですが、きちんと説明しろって言われても無理です。
ですからちょっと真面目に調べてみたいと思います。
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一眼レフカメラとは
一眼レフカメラとは、「レフ」があるので「一眼」となっているカメラのことです。
まず、レフとはレフレックス(REFLEX 反射)のこと。
レフレックスカメラです。
簡単に言えば、レンズからの光がミラーで反射し、さらにペンタプリズムでもう1回反射してファインダーへと届く構造を持ったカメラです。
つまり、レンズから入った光の像と同じものが直接ファインダーで見ることができるようになります。
ちなみに、ミラーを内蔵している部分のことを「ミラーボックス」と言うこともあります。
レフレックスカメラのうち、レンズが一つのカメラを『一眼レフカメラ(SLR)』と言い、二つのやつが『二眼レフカメラ(TLR)』と言います。
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ミラーレスカメラ・ミラーレス一眼とは
実はミラーレスカメラの明確な定義はまだないそうですが・・・
ミラーレスというのは、その名の通り、ミラー(ミラーボックス)とファインダーが無い構造のカメラです。
つまり、一眼レフカメラの場合はレンズの光の像をファインダーに映し出すことで、レンズと同じ物が見えるというもの。
しかし、最近のデジタルカメラというのは液晶で確認してシャッターを切るというイメージですよね。
ファインダーを覗きこんでいる姿があまり見られなくなりました。
子供の運動会なんかに行ってもファインダーを覗きこんでいないお父さんお母さんが非常に多いですよね。
それがデジタル一眼レフカメラでも。
私の持っているカメラ(EOS Nd)はファインダーのみなので必ず覗きこまなければならないのですが・・・
考えてみると、デジタルカメラにミラーボックスって必要ないのでは?って思いますよね。
ミラーレスカメラはそういった無駄を省いて軽量化、コンパクト化に成功したカメラなのです。
コンデジとは
コンデジとは、コンパクトなデジタルカメラのことを指す言葉です。
コンパクトデジカメの略ですね。
しかし、コンデジという言葉は意外と知られていませんよね。
デジタルカメラを比較するときにはよく使用される言葉ではありますが・・・
一般的にカメラを指し示す言葉としてコンデジという言葉は使用しないと思います。
単にデジカメって言いませんか?
つまり、コンデジという言葉はカメラの比較の為の言葉であって、通常は使用しない言葉なんですね。
デジイチ・コンデジ・ミラーレス・・・どれがイイ?
コンデジとかデジイチとかミラーレスとか言われても、結局何がどう違うの?
小さければいいじゃないっていう話ですか?
いやいや、実はそうじゃないんです。
コンデジは持ち運びが便利ですぐに取出せてすぐに撮影できるというメリットがあります。
(シャッタースピードは遅くて思ったように撮影できないかもしれませんが)
しかし、画質という面ではどうでしょうか?
必要なのは画素数?
最近のコンデジってやたらと画素数が多いですよね。
例えば価格.comでコンデジの人気商品を調べてみると、殆どの商品は有効画素数約1500万画素とか、2000万画素とかですよね。
でも、私が思うには、普通サイズの写真として残すなら300万画素で十分綺麗なんですよ。
一部分をトリミングして拡大とか、そういう用途もあるとは思いますが・・・
頻繁にしてますか?
あんまりしませんよね?
実は画素数よりももっと重要な部分があったのです。
画素数よりも撮像素子の大きさが問題
綺麗な写真を撮りたい・・・
誰もがそう考えますよね。
画素数が多ければ多いほど解像度が高くなって綺麗な写真が撮れる・・・
そう思っていませんでしたか?
実は、画素数よりも重要なのが撮像素子(CCDやCMOS)の大きさだったのです。
つまり、銀塩カメラで言うところのフィルムにあたる部分ですね。
この撮像素子の大きさで1画素数あたりの解像度が決まるのです。
例えば、一般的なコンデジに採用されている撮像素子に1/2.3型と呼ばれるものがあります。
1/2.3型の大きさが6.2mm×4.6mmで、これは35mmフィルムの約30分の1に相当します。
これに対してAPS-Cサイズと言われるものは23.4×16.7mmです。
APS-Cというのは主に小型のデジイチと呼ばれるカメラに搭載されていますが、実はAPS-Cでも解像度は銀塩カメラの30mmフィルムよりも劣っています。
フルサイズと呼ばれる36mm×24mmでようやく同等となります。
撮像素子が小さくなるとどうなるか・・・
撮像素子が小さくなるということは、1画素辺りの面積が小さくなるということです。
つまり、受け取る光の情報量が少なくなるのです。
ですから、写真の綺麗さという点ではコンデジの画素数がいくら増えたところでデジイチには全く勝てないのです。
ちなみに、ミラーレス一眼については各メーカーによって撮像素子の大きさがまちまちです。
キヤノンはAPS-Cを採用しているので、画質に関してはほぼ同等でしょう。
背景のボケ
コンデジとデジイチの仕上がり写真でよく比較されているのが背景のボケ味だと思います。
最近のコンデジは性能が良くなってきて、背景が少しボケるような仕組みにはなっていますが・・・
やはりまだまだといった感じですね。
背景がボケる仕組みはレンズの違いです。
レンズの焦点距離と絞り値の関係です。
つまり、レンズを交換できるカメラでなければなりません。
背景のボケた写真を撮るには、
・F値の小さなレンズで絞り開放(F値を小さくする)で撮影する
・望遠レンズの望遠側で撮影する
という方法があります。
私の持っているレンズで、F1.8の50mm単焦点レンズというのがあります。
価格は9000円前後で格安です。
素人が撮影しても綺麗に見えるレンズだと思いますよ。
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