イナビルの使い方がわからない！そんな時には動画で確認！！

とうとうヤツがやってきた！！
　
そうです、ヤツです。インフルエンザです。
　
小学5年生の娘がインフルエンザを召喚させてしまいました。しかも大晦日に。朝は喉がちょっとだけ痛いと言っていただけで、体はとっても元気だったのに、昼過ぎからぐったり。熱は微熱。
　
夕方になったら39℃の熱が・・・
急いで救急で診察して貰いましたが、熱が出てから時間が経っていないので検査をしてもわからないということで、翌日に再診と検査を。
　
検査の結果はインフルエンザＡ型。イナビルという薬を処方されました。
　

　
しかし・・・
この、イナビルという薬の使い方がわからない！！一応薬剤師に説明を受けましたが、言うは易し行うは難しという感じですよね。
　
しかも、娘は高熱で呼吸もとっても辛そうです。そんな時にイナビルの使い方を説明している動画が沢山あったので助かりました。
　
うちの娘を見ていると、子供がイナビルを使うのはちょっと難しいと感じました。ですから、イナビルの使い方がちょっと不安っていう人も多いのではないでしょうか。
　
ですから、イナビルの使い方を動画を見ながら再確認していきたいと思います。
　

イナビルの使い方動画

薬局でイナビルを購入した時にイナビルの容器と同じ形のピンクのものを渡されました。

「練習用の笛ですので、これで音が鳴るように練習してから同じ要領で服用してください。」

とのことだったのですが・・・
高熱で呼吸をするのもやっとの状態の小学生が一生懸命に笛を吸いましたが、音は鳴らず。これ、本当に音鳴るの？という疑問が湧きましたが、ウィルス付きの笛を口に咥える勇気も無く断念。
　
もう限界！！っていう印象を受けたので、笛は鳴ること無く、イナビルを吸わせることにしました。あの笛は未だにどんな音が鳴るのか謎です。
　
笛は鳴らなかったのですが、なんとか薬は吸引できたようでした。疲れさせただけですよね。笛意味なし・・・吸引はできたのですが、ホントにこれでいいの？という疑問が残りました。
　
そんな時に役立つのがYouTubeですね。
　
イナビルの使い方をYouTubeで検索すると、多数ヒットします。どの動画を見ても内容は同じような感じでしたので、その中の一つを紹介したいと思います。
　

　
一応、使い方は合ってたみたいです。イナビルの使い方を簡単にまとめてみましょう。

10歳未満の場合は20mgなのでこれで終わりです。10歳以上の場合は使用量が40mgなので、同じ要領でもう1個服用します。
　
10歳以上だと8回も吸わなければならないので、ちょっと大変ですが頑張りましょう！！
　

イナビルという薬について

ところで、イナビルって何？って思ったのでちょっと調べてみました。一般名をラニナミビルオクタン酸エステル水和物と言うそうです。ラニナミビルって覚えておいてください。
　
そして、イナビルは長時間作用型ノイラミニダーゼ阻害剤なんだそうです。何のことかさっぱり解りませんが・・・
　
インフルエンザウィルスが細胞に入り込んだ場合、自分と同じコピーを沢山作るらしいのです。そして、感染した細胞から外に出て、また違う細胞に入り込むということを繰り返して増殖するのです。
　
細胞から外に出るときに使うのがノイラミニターゼという、ウニのイガイガみたいな突起物なんですね。ですから、この突起物の働きを阻害してやればウィルスは増殖できないというわけです。
　
つまり、インフルエンザウィルスが増殖する前（症状が出てから48～72時間以内）に阻害してやることで、増殖することを防げるということなんです。
　

イナビルの容器の中身

ところで、イナビルの容器を見て不思議に思いませんでしたか？「１」と「２」がありますよね。イメージ的には毛染め液の１剤と２剤のイメージで、中身はそれぞれ違う物が入っているのだと思っていました。
　
「１」と「２」って何が違うんだろう？
　
実はこれ、全く同じ物が入っているんですね。ちょっとがっかり。（笑）イナビルの容器は１と２に分かれていますが、ラニナミビルがそれぞれ10mgずつ充填されていると言うだけの話なのです。
　
１つの容器には10mgずつ2か所に分かれて入っているので、合計で20mg。10歳以上の場合には40mgの服用となっているので、２個使用しなければなりません。
　

まとめ

もう一度イナビルの使い方についておさらいしましょう。
　

　
イナビルの吸引はインフルエンザで弱っている状態の体にはキツイと思いますが、何とか頑張って貰ってください。
　

　
ところで、インフルエンザの薬と言えば、タミフル・リレンザ等がありますが、最近はどうやらイナビルを処方される場合が多いということです。
　
その理由は最初の1回で効果が得られるというところが最も大きいでしょう。タミフル・リレンザは数日間の服用が必要となるので、そう考えると、イナビルの圧勝ですね。
　
しかし、異常行動ということに関して言えば、やはりイナビルも可能性があるらしいので、その点では引き分けとという感じでしょう。
　
娘はイナビルを服用した翌日には熱も下がり、喉の痛み以外の症状は全て治まったようでした。ちなみに、私が3年前にインフルエンザに罹った時は3日間くらい寝込んで死にそうになっていたのですが・・・
　

あれは一体何だったのでしょうか？体力が無かっただけ？？？