これが金魚?超可愛いピンポンパールのやさしい飼い方!
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何?これ金魚???
これ、飼ってみよっか?
というわけで、たまたまホームセンターで見掛けた金魚を飼うことになりました。それが、ピンポンパール。
あなたはピンポンパールという金魚を知っていますか?私もそうでしたが、金魚に詳しくない人はあんまり見る機会がないかもしれませんが、ピンポンパールはとっても愛くるしい金魚なのです。
体がピンポン玉みたいでとっても可愛いですよね。でも、可愛いのは見た目だけではありません。泳ぎがとっても下手で、そこがまた可愛いんです。
今日はこんなに可愛い金魚、ピンポンパールの飼い方についてまとめてみたいと思います。
金魚飼育に興味のあるあなた!是非一緒に挑戦してみましょう。
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ピンポンパールはとても弱い品種だった!
探してみたら動画があったので、ご覧ください。動画を見ると泳ぎが下手なのが良くわかると思いますが、そこがやっぱり愛嬌たっぷりといった感じじゃないですか?見ているととっても癒されますよね。
実は私がピンポンパールを飼うのは今回が2度目なのです。ホームセンター巡り(?)をしていた時に出会ったピンポンパールは約1年で★になってしまいました。
この時は特にピンポンパールの飼い方なんてものは調べることもせず、ただ普通に他の金魚と混泳させていたのです。しかも、水槽の換水も殆どしていませんでした。
とっても可愛そうなことをしてしまったと、深く反省しての二度目の挑戦です。
後から調べてみてわかったのですが、ピンポンパールは金魚の中でも飼育難易度が高いらしく、水質変化や温度変化には非常に敏感な金魚だったのです。
しかも、その泳ぎの下手さもあり、転覆病というピンポンパール独特の病気が発生する可能性もあり、更に難易度を上げているというのです。
でも、しっかり調べて飼育すればピンポンパールも恐るるに足らず。ピンポンパール飼育の注意点をまとめてみました。
- 購入時にはしっかりトリートメント
- 大き目の水槽を準備する
- ヒーターで温度管理
- しっかり水質管理(換水・濾過)
- 消化が良く沈下性の餌を与える
それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。
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購入時にはしっかりトリートメント
ピンポンパールを購入した時、どうしても金魚にはストレスですよね。もしかすると、ショップの水槽内に病原菌が入っている可能性もあります。ですから、いきなり水槽に入れるのはとっても危険。
買ってきてそのまま少しの水合わせでOKという場合もありますが、念には念を入れてしっかりとトリートメントと餌切りをすることをお勧めします。
トリートメント
トリートメントの方法は水槽やバケツに食塩水を作り、エアレーションをしてしばらく金魚を入れておきます。食塩水の濃度は0.3%が良いとされています。
塩浴と言うとは0.5%の食塩水と書かれている書物やサイトが多いようですが、0.5%は金魚が病気に掛かっている時に有効ですので、購入時のトリートメントには0.3%の塩浴が良いでしょう。
勿論、いきなり金魚を食塩水に入れたらびっくりしてしまいますので、ゆっくり温度合わせと水合わせをしてから金魚のみをトリートメント用の水槽またはバケツに入れましょう。この時、決してショップの飼育水を入れないようにしましょう。
トリートメントの時は、できるだけ光が入らないようにしておいた方が良いようですが、私の経験上ではそこまで気を遣う必要は無いと思います。
金魚をトリートメント用の水槽またはバケツに放流したら、その状態で約3日間様子を見ましょう。この時に、餌を与えてはいけません。餌切りというやつですね。金魚は1ヶ月くらいは餌が無くても大丈夫だそうです。怖いので3日しか試していませんが。
そして、約3日後から少しずつ餌を与えます。色んな書籍やサイトを見ていると、トリートメント自体は1週間程度した方が良いと書かれていましたが、うちの場合は諸事情により、3日後に本水槽に引っ越して貰いました。
では、ピンポンパールを飼育するのに必要な用具を見ていきましょう。
水槽は大き目を準備しよう!
ピンポンパールだけではなく、金魚は良く食べ、良く糞をして良く水を汚す魚なのです。しかも、成長するとかなり大きくなります。上手に育てれば15cmくらいになります。
つまり、大き目の水槽が必要ということですね。一般的に観賞魚を飼育するには1cmの魚1匹に対して1リットルの水量が必要と言われています。15cmまで成長しないと考えても、1匹に対して10リットル程度の水量と考えた方が良いでしょうか。
60cm規格水槽の大きさで約65リットルです。単純計算で10cmの魚が6匹程度ということになります。(実際はそんな単純計算できないかもしれませんが。)5cmの魚と考えても12匹。
つまり、金魚を飼育するには結構大きな水槽が必要になるということです。
水質管理はきちんとしよう!
ピンポンパールは金魚の中でも水質の変化に弱い魚種です。それは鑑賞用に無理矢理品種改良されて作り出された品種だからでしょう。しかし、水質管理をしっかりすればピンポンパールを健康的に飼育することができます。
水質管理をしっかりしようとすると、最低限必要なのがろ過装置です。できることなら水質測定用の試験薬や器具があるとより良いとは思いますが、初心者レベルの場合はそこまでは必要ないでしょう。
ろ過装置にも下記のように色々な方式があります。
- 外掛け式
- 上部式
- 投げ込み式
- 底面フィルター
- 外部フィルター
- オーバーフロー
上の写真は底面フィルターですが、私は個人的に安価で好きなので底面フィルターを使用しています。また、底面フィルターと外掛け式を接続してより強力な濾過装置に改造したりもしていましたが、最近はそこまでの気力がありません。
一番手軽なのが外掛け式の濾過装置だと思いますが、60cm規格以上の水槽になると、外掛け式では性能的に物足りなくなってきますので上部式フィルターが良いでしょう。水槽セットを購入すると上部式フィルターが付属しているものが多いですね。
また、最も強力なのが外部フィルターですが、高価ということと、設置場所が必要なことがネックとなり、我が家では使用したことがありません。
実はろ過には物理濾過と生物濾過の2種類があります。その両方を兼ね備えている濾過装置が多いのですが、投げ込み式と底面フィルターは生物濾過のみのフィルターとなっていますので、こまめな低床掃除が必要かもしれません。
特に重要なのが生物濾過と言われるものです。これは水槽内に生息しているバクテリアによって金魚の糞尿を分解し、無害な物質にするというものです。ですから、水槽立ち上げ時にはバクテリアの数が少ないのでこまめな換水が必要となります。
ピンポンパールは水温の変化に敏感?
水質という点では水温に関しても同様で、ピンポンパールは水温の急激な変化に非常に弱い魚種です。金魚と言うと、ヒーターを使用せずに飼育されている人が多いと思いますが、ピンポンパールに関してはヒーターを設置した方が良いでしょう。
うまく慣れさせればヒーター無しでも飼育可能という話ですが、やはり長生きできないようですので、できる限り金魚に無理をさせないように過ごしやすい水温での飼育をお勧めします。
ここまで準備できれば、あとは毎日の世話だけですね。
餌はどんなものをあげればいいの?
では、ピンポンパールにはどのような餌をあげればいいのでしょうか?
一般に金魚の餌には種類がありますが、よくわかりませんよね。色揚げとか不定性とか、沈下性とか。色上げの餌をあげたければ上げても良いと思いますが、ピンポンパールには沈下性の餌を選んだ方が良いでしょう。
何故なら、ピンポンパールは泳ぎがとっても下手なので不定性の餌は食べにくいようです。しかも、不定性の餌を食べる時に空気を誤飲してしまい、その結果転覆病になるケースもあります。
また、泳ぎの上手な魚との混泳も避けましょう。ピンポンパールにとってはストレスになりますし、餌を与えても泳ぎが下手なので泳ぎの上手な魚に餌を取られてしまう可能性が非常に高くなります。
まとめ
ピンポンパールの飼い方ということで色々と書いてみましたがいかがでしたか?ちょっと長くなってしまったので、もう一度簡単に振り返ってみましょう。
金魚と言うと強くてとっても飼い易いというイメージがあるかもしれませんが、ピンポンパールはちょっと神経質な面があるので決して飼い易いとは言えません。でも、いくつかの注意点さえ守れば長く楽しめる金魚です。
ピンポンパールを迎え入れる前にできれば準備しておきたいのが次の器具です。
- 大き目の水槽
- ろ過装置
- ヒーターと温度計
続いてピンポンパール飼育時の注意点を見ていきましょう。
- 購入時にはしっかりトリートメント
- 大き目の水槽を準備する
- ヒーターで温度管理
- しっかり水質管理(換水・濾過)
- 消化が良く沈下性の餌を与える
ろ過装置があったとしても、水質管理は完璧かと問われると、答えは「NO!!」ですね。やはり週に1回程度の換水をした方が良いと思います。金魚は兎に角水を汚す魚種なので。
良く考えてみたら、水を良く汚す魚種のくせに水質の変化には弱いって・・・なんてわがままな魚なのでしょうか。でも、そのわがままさがまた可愛いのかもしれませんが。
ピンポンパールは私の姿を見つけるとすぐに寄ってきてくれます。とっても可愛いですね。ヨチヨチ歩きのようなヘタクソな泳ぎで。
ずっと飼い続けたいです。できれば繁殖にも挑戦してみたいですが、それはちょっと初心者には難易度が高そうですね。
他にも金魚関連の記事を書いています。是非読んでみてくださいね。
⇒ 金魚関連記事 目次
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