金魚水槽のガラス面がコケまみれ!対策はやっぱりアレ?
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金魚の水槽がコケだらけやん!
金魚水槽のガラス面、すぐにコケまみれになってしまいますよね。我が家と同じように困っている方も多いと思います。コケまみれの水槽って、金魚にとってはとっても良い環境なんですって。
でも、観賞魚として飼育してるのに、これじゃ鑑賞用としては全く役に立ちませんよね。むしろ汚い物を見せるなっていう感じです。何か良いコケ対策は無いものでしょうか・・・
というわけで、今日は金魚水槽のコケ対策について調べてみました。
金魚水槽という限られた条件の中で最善のコケ対策は見つかるでしょうか。コケに悩まされているけど、水槽掃除はなるべくしたくないというめんどくさがり屋のあなたは必見です。
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金魚水槽のコケ対策ベスト3!
金魚水槽のコケ対策を調べて、その中からベスト3を選んでみました。
- 生体に掃除して貰う
- 水槽内の貧栄養化
- 光を遮る
それでは、それぞれについてもう少し詳しく見ていきましょう。
金魚と相性の良いコケ取り生体は何?
コケ対策を調べていたら、通販サイトのCharmさんでこんな動画を発見しました。ミナミヌマエビのコケ取り能力ってこんなに凄いの?って驚きの映像です。
ちなみに、うちでもヤマトヌマエビとミナミヌマエビを飼育していますが、こんなに綺麗になっていません。個体差があるのでしょうか?飼い主に似てやる気が無いだけでしょうか・・・
さて、コケを食べる水棲生物として有名なのが下記の3種類です。
- 巻き貝
- エビ
- 草食性の熱帯魚
この中で、金魚と混泳ということを考えると、石巻貝やカノコ貝、ラムズホーンなどの巻き貝が最適ではないかと思います。その理由も含めて、更に詳しく見ていきましょう。
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コケ取り生体なら巻き貝が最強!
コケ取り能力、そしてコケ取り生体として金魚と混泳ということも考えると、やはり巻き貝が最強ではないかと思います。
その理由は、以下の通りです。
- 金魚の捕食対象ではない
- 金魚を襲わない
- ガラス面はピッカピカ!
コケ取り生体としては完璧なように思えますよね。しかも、金魚との共存も可能。ただ、良い事ばかりではありません。やはりデメリットもあります。
- 鑑賞に向いていない
- 種類によってはひっくり返って死ぬことが多い
- 種類によっては増えすぎる
やはり巻き貝というだけで見た目が生理的に受け付けないという人も多いかもしれません。種類も茶色く綺麗とは言い難い種類が非常に多いですね。
逆に観賞に適しているとされるラムズホーンなんかはピンクや青の綺麗な色の種類がいますが、水槽内で繁殖し過ぎることがあります。
石巻貝などは汽水域で繁殖するので、淡水の水槽で繁殖することはないのですが、ラムズホーンは繁殖力が強く、気が付けば驚くくらい殖えていることがありますので要注意です。
また、石巻貝などは金魚に突かれてひっくり返ると、そのまま死んでしまうことが多いのでこちらも注意が必要となります。
では、巻き貝以外のコケ取り生体はどうでしょうか。
エビ類は金魚の捕食対象?
鑑賞用として飼育されているエビと言えば、
- ヤマトヌマエビ
- ミナミヌマエビ
- ビーシュリンプ
などですが、残念ながらガラス面に付着したコケ掃除は苦手なようです。ガラス面のコケも頑張って食べようとはしていますが、その努力が成果として表れません。
エビは髭状のコケに対しては凄い威力を発揮するようですが、ガラス面などに付着しているコケ対策としては殆ど効果がありません。
しかも、金魚のサイズにも拠りますが、基本的にエビは金魚の捕食対象です。金魚の成長に伴い、最終的にはエビは全滅するでしょう。もし生き残ったとしても、水草の陰に隠れて出て来なくなるでしょう。
つまり、エビ類は金魚水槽のコケ取り生体には向いていないという判断です。
草食性の熱帯魚は食べたり食べられたり
草食性の熱帯魚の中で、ガラス面の掃除をしてくれそうな魚と言えば、
- オトシンクルス
- オトシンネグロ
- プレコ
あたりだと思いますが、どの魚も期待しているよりもコケ取り能力は低いのです。そして、コケ取り能力以外にも問題があるのです。
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
- 大きな金魚の捕食対象になる
- 金魚にいじめられる
- 餌が足りずに餓死することがある
- 種類によっては大きく成長する
- 金魚を襲う可能性がある
ちなみに、プレコを飼育している友人に聞いたところ、餌8割に対してコケは2割程度しか食べないということでした。
つまり、オトシン、プレコ等の熱帯魚はコケ取り生体としての能力もさることながら、金魚と混泳という点において問題があるということになります。
それでは、次にコケ取り生体以外のコケ対策について見ていきましょう。
コケの原因は富栄養化と光だった!!
コケ取り生体にばかり頼っていてはいけません。コケの原因を少しでも除去することが必要ではないでしょうか。
コケが発生する原因は水槽内の水が富栄養化していることと、弱めの光が長時間照射されることです。ですから、コケを除去する最も有用な方法は水槽内の栄養を減らし、光を完全に遮ることだと言われます。
でも、光を遮ったら水槽の中が見えませんよね。ですから、コケの状況が深刻な場合の最終手段だと認識してください。
では、富栄養化ということについて考えてみましょう。どうして富栄養化ということが起こるのでしょうか?その原因を考えてみましょう。
- 生体が多い
- 餌の与え過ぎ(残餌・糞が多い)
- ろ過能力が不足している
つまり、ろ過能力に対して水槽内の生体の数や餌の量が多過ぎるということですね。ですから、コケ対策の最善策は富栄養化の対策を行うことということになります。
では、具体的に富栄養化に対する対策としてはどのようなことが考えられるでしょうか。
- 生体の量を減らす
- 餌を少なくする
- ろ過能力を強化する
- 水草を増やす
- こまめに換水する
やはり根本的な原因を取り除くしか方法はないのですが、それに加えて水草を増やすことも有効だと考えます。水槽内の栄養をコケではなく水草に吸い取って貰おうという作戦ですね。
その場合、特に有効なのが浮草です。浮草の水質浄化作用はかなり優れていると言われていますね。一説では、ろ過能力が不足しているような水槽でも浮草を大量に入れることで水質は安定するそうです。
そして、忘れてならないのが、換水の重要性です。コケの発生が酷い場合は少なくとも1週間に3分の1程度の換水をした方が良いでしょう。水質が安定しているようなら、それ程換水する必要はありませんが。
まとめ
金魚水槽のコケ対策についてまとめてみましたがいかがでしたか?コケの問題は金魚を飼育する場合には必ず発生する問題ではないでしょうか。
では、もう一度、おさらいしてみましょう。
コケ対策として私がおすすめする方法は以下の通りです。
- コケ取り生体に掃除して貰う
- 水槽内の貧栄養化
- 光を遮る
その中でも、やはりイチオシはコケ取り生体の投入ですね。特に石巻貝やカノコ貝などの汽水域で産卵する巻貝です。淡水域では繁殖しないので、水槽の中が貝だらけになることも無く、しかもコケ取り能力は凄いですね。
例えば60cm水槽に石巻貝を3匹程度入れておくだけで、いつの間にかガラス面はピッカピカになっているので驚きですよね。その代り、個人的には全然気にならないのですが、巻貝の見た目をイマイチと感じる方も多いようですが。
要するに、金魚水槽のコケ対策としては石巻貝を数匹混泳させ、こまめな換水をする。そして、水草(浮草も含む)を少し多めに植えるというところでしょう。
しかし、色々な人に聞いていると、やっぱり最終的には人間の手でコケを取るのが一番だと言う人が多いですね。やっぱり人間の手に敵う物はないということでしょうか。
ちなみに、プラスチック製の三角定規や分度器を使用すると面白いようにコケが除去できるので、是非やってみてください。スポンジで擦るよりも簡単ですよ。
他にも金魚関連の記事を書いています。是非読んでみてくださいね。
⇒ 金魚関連記事 目次
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