鴨料理の本場と言えば滋賀なの？冬の鴨鍋は最高！！

今度、友達が名古屋から遊びに来るんですけど・・・

美味しい鴨鍋のお店知りませんか？
　
昨夜、知り合いの女性からLINEのメッセージが届きました。中年女性二人で鴨料理を食べたいという話になったらしいのですが、どうして私に連絡を？という感じですよね。食通でもないし。

私の感覚では、『鴨鍋ってどこでも食べられるのでは？』という認識でしたが、とりあえず鴨鍋を食べたことのあるお店とか料亭なんかを何軒か紹介しておきました。
　
確か、有名なお店があったぞ・・・と思ってネットで調べてみると、『鴨鍋は長浜の郷土料理』と書かれててびっくり！！
　
そうなの？全国どこでも普通に食べられる料理だと思ってましたよ。忘年会とか新年会で鍋料理の時なんか、普通に他の具材に紛れ込んでる感じのイメージですし。当然、そんなに有り難く頂いたという感じでもなく、普通に食べてました！
　
数々の御無礼、お許しください・・・

というわけで、全く知らなかったのですが、鴨料理と言えば長浜が有名なんですね。それで長浜市民の私の所に問い合わせが？ちょっと納得。
　
滋賀の名物って何？って聞かれても、今までは鮒寿司か鮎くらいしか思い浮かばなかったのですが、今度からは『鴨料理』と答えることにします！！鴨料理なら自信を持って薦められますよね。
　
というわけで、今日は今まで全く知らずに食べていた鴨料理について調べてみました。オススメのお店も紹介しちゃいます。
　

鴨料理で有名なお店はココ！！

鴨料理を食べたお店というのは何軒かあるのですが、数年前に会社の飲み会があったのが、千茂登というお店でした。長浜駅の近くにあるお店なのですが、観光地なので私はその付近には滅多に行くこともなく、そのお店の存在も知りませんでしたが・・・

かなり有名なお店だったようです。YouTubeにも動画が投稿されていました。

どうでしょうか。雰囲気はわかって頂けたと思います。美味しそうですよね？見てると食べたくなりますよね？
　
あっ！ヨダレ出てますよ。(笑)
　
そんな千茂登へのアクセスはこちらです。

滋賀の鴨

滋賀と言えば、殆どがびわ湖というイメージが強いと思いますが、本当にその通りです。実際は滋賀県の面積の6分の1がびわ湖なのですが、イメージ的には半分がびわ湖！そして、滋賀県内ならどこに住んでいてもびわ湖はすぐ近くです。

実際に、私の家からびわ湖まで、車で5分も掛かりませんし、出掛ける時は湖岸道路を走ることが非常に多いのです。そして、湖岸道路を通ると、目に入る風景が・・・

本当に簡単に捕まえられそうな感じなんですよ。私自身は捕まえたことがないのですが、うちの父はよく捕まえてました。当然、その日の夕飯は鴨鍋です。

そう言えば、この地方には鴨の剥製を置いている家が多いことに気が付きましたが、昔は普通に鴨を捕まえて食べていたのだと思います。私の家にも以前は鴨の剥製が置いてありましたし、嫁さんの実家では現在も玄関に鴨の剥製が飾ってあります。

滋賀県民にとって、鴨は生活の一部だったのかもしれませんね。
　

鴨料理の美味しい季節はいつ？

実は鴨は渡り鳥。９月から１０月頃に日本に飛来し、４月頃にシベリア方面へ旅立つそうです。ですから、鴨の美味しい季節というよりも、日本で天然物の鴨が食べられる季節は冬だけなんですね。
　

　
冬だけ・・・だと思っていたのですが、鴨鍋は１年中食べられるらしいのです。でも、この鴨って殆どが合鴨なんですって。合鴨って良く聞くけど、アヒルと鴨の交配した品種なんですね。初めて知りました。
　
どうやらアヒルと鴨というのは生物学的に近いらしく、簡単に交配するそうです。だから、養殖されているのは合鴨。でも、一番美味しいとされるのは天然のマガモだそうです。
　
つまり、
シベリア方面から冬に飛来するマガモが一番美味しい！！
ということですね。
　
ところが、鴨の狩猟期間は11月15日から翌年2月15日迄と決められているので、天然物の鴨を食べようと思ってもなかなか難しいみたいですね。しかも、有名なお店は冷凍の鴨肉というのは扱っておられないようです。
　
ですから、鴨料理を食べたいと思ったら、すぐに予約した方が確実です。
　

まとめ

一般的にスーパーなんかで入手できる鴨肉というのは合鴨が多いそうです。合鴨はクセがなく、臭みもないので普通に料理をしても食べ易いそうですが・・・やはり食通の方は天然物のマガモを好まれます。
　
そして、贅沢なことに、どうやら私は鴨鍋で合鴨を食べたことが無いような気がします。単なる推測ですが。正直に言うと、これまで鴨肉なんかに興味がなかったので気にしたことがありませんでした。
　
ただ、鴨ってちょっと臭いなぁ・・・

というイメージしか持っていませんでした。しかし、これが天然物の証だったのです。マガモはやはり野鳥ということもあり、少し臭みがあります。そして、食通の方はその臭みとクセを楽しまれるのかもしれません。
　
鴨料理を食べるなら、やはり天然物のマガモが一番らしいですので、今度食べるときからちょっと気にして食べることにします。
　
　
滋賀県湖北地方は意外と豪雪地帯。冬場の雪を見ながら温泉で癒され、そして鴨料理を堪能してみては如何でしょうか？
　
冬場の鴨鍋は最高です！