沖縄の青の洞窟！冬は入れない確率が高いのは何故？

沖縄旅行3日目。
この日は朝10時から青の洞窟シュノーケルの予約をしていたので、道に迷いながらも真栄田岬に到着。何故道に迷ったかは、カーナビに騙されたからです。
その件に関してはこちらの記事をご覧ください。
＞＞沖縄のレンタカーはカーナビがイマイチ？そんな時の解決策！
しかし、やっとの思いで到着した駐車場で知らされた事実は・・・

担当者

実は、今日は青の洞窟がクローズになっちゃって、入れないんですよ。
本当に申し訳ないです。

私

えっ！？
入れないなんてことあるんですか？

担当者

そうなんですよ。
今日はちょっと風が強くて。
この季節はなかなか入れないんですよね。

私

凄く楽しみにしてたのに・・・
ショック過ぎるわ～。

担当者

その代り、青の洞窟なんかより綺麗なスポットに案内しますよ。美ら海水族館なんて目じゃないですよ。

我々が行ったのは丁度沖縄の海開きの日でした。でも、気温は17℃とかなり寒く、前日まで雨が降っていたこともあり、入れないと言われてもしかたがないと諦めがつきましたが・・・

今回の沖縄旅行のメインが

　
だったので、ショックを隠しきれませんでした。

それに、ガイドブックなんかを見ていてもそんな情報って載ってなかったような気がしますよね。というわけで、今日は
　
沖縄の青の洞窟は冬は入れない確率が高い
　
ということについて詳しく調べてみたいと思います。
　

冬に青の洞窟に入れる確率は？

まず、青の洞窟ってどんなところなのかということについてですが、YouTubeにいくつか動画がありましたので見てみましょう。

こんな動画を見たら、

私

絶対に青の洞窟に行ってみたい！！

って思いますよね。そして、子供達にも見せてあげたいって思いますよね。何と言っても、物より想い出！

先程も書いたように、海開きと言っても実は

担当者

まだ沖縄は冬ですよね。

という感覚らしいのです。もう夏なんだと思っていただけに、ちょっとびっくりです。そして、12月から3月の冬季に青の洞窟に入れる確率は3割程度だと言うのです。

3割と言うと、野球選手に例えると一流選手の打率ではありますが、旅行に来て7割が不発に終わるって言うのはちょっとショックですよね。正に運次第という感じです。

では、どうして冬場の青の洞窟は入れる確率が低いのでしょうか？
　

冬に入れない確率が高いのは青の洞窟の地形が関係していた

青の洞窟があるのは真栄田岬の駐車場から500mくらい歩いたところ（真栄田岬から300m）にあるそうです。

地図を見てわかる通り、青の洞窟は北向きなんですね。つまり、冬の季節風である北風を直接受けることになるのです。その影響で、波が高くなることが多く、洞窟内に入るのは非常に危険なんですね。

ですから、もし青の洞窟に入れるなら、

私

冬場に青の洞窟に入れるなんてラッキー！！

という程度で考えておいた方が良いでしょう。入れなかった時の落ち込み具合が多少マシかもしれませんので。

ちなみに、水温が低くて入れないということは無いようです。沖縄は海の中の方が温かいんですね。実際に我々が行った時も気温は17℃でしたが、海の中の方が明らかに温かいのです。恐らく22℃くらいはあったのではないかと。

どうしても青の洞窟に入れるか否かを知りたい場合は、真栄田岬管理事務所に問い合わせるとわかるようです。

では、もし入れたとしたら・・・

実は冬の青の洞窟はとっても綺麗らしいのです。
　

冬の青の洞窟が綺麗なわけ

冬場の青の洞窟は夏場に比べるととっても綺麗なんですね。その理由は海水の中のプランクトンにありました。

沖縄の海は一年中温かいのですが、それは私の知っている日本海と比べての話。やはり沖縄の海も冬は水温が下がるのです。下がると言っても20℃を下回ることがありません。私の住んでいる地域のプール開きの水温よりかなり高いですよね。（笑）

そして、水温が下がることで何が変わるのかと言うと、海水の中のプランクトンの数が減るのです。その結果として、水の透明度が増し青の洞窟も凄く綺麗に見えるんですね。

ですから、冬場に青の洞窟に入ることは確率的に難しいのですが、もし青の洞窟に入ることができれば夏場よりも綺麗な景色を見ることができるということになります。ある意味ギャンブルですよね。　
せっかくの沖縄旅行！青の洞窟はコースから外すのは勿体無いですよね。でも、天候が悪くて青の洞窟に入れない時は予定が空いてしまうのでは？と思っていました。実は、大丈夫なのです。
　

青の洞窟に入れない日はどうするの？

青の洞窟に行こうと思うと、基本的に数日前から予約をしておかなければなりません。私の場合は約2ヶ月前にメールで予約しておいたのですが、そんな先の天気なんて誰にも予想できませんよね

。そして、私は実際に青の洞窟には入れなかったのですが、凄く楽しい時間を過ごすことができました。それは、真栄田岬から200mくらいのところをシュノーケリングしただけなのですが、これが馬鹿にできないのです。

最初に言われた、

担当者

美ら海水族館なんて目じゃないですよ。

というのも頷けます。綺麗な珊瑚礁、そしてそこに群がる熱帯魚達。最高でした。動画を撮影したので、ご覧ください。

初めての水中撮影でなかなか上手く撮影できませんでしたが、とても楽しかったですね。

動画の中に出てくる青い魚（ルリスズメダイ）、実はあの魚って青の洞窟には居ない魚なんですって。珊瑚礁のあるところにしか居ないらしく、それを間近で見られたのは子供達にとっても良い想い出になりました。

こんな光景がすぐそこで見られるなんて、本当に凄いですよね。これなら青の洞窟に入れない冬の日でも行った甲斐があったというものです。
　

まとめ

では、今日のまとめです。

沖縄の観光スポットとして有名な青の洞窟、実は予約をしていても天候の状況によっては入れないことがあるのです。特に12月から2月の冬場には入れない確率が非常に高いということがわかりました。私が予約をしていたのは3月末の海開きの日でしたが、やはり青の洞窟には入れませんでした。

折角予約したのに入れないなんてとっても不運ですよね。でも、こればっかりは運なのでしかたがありません。

しかし、運悪く青の洞窟に入れないと言われても、その時間が暇になるということはありません。青の洞窟へ行く際に集合場所として指定されるのが真栄田岬の駐車場です。そして、そこから歩いてすぐの海岸が珊瑚礁なんですね。

ですから、青の洞窟に入れない冬場でもシュノーケリングができるんですね。そして、そこには青の洞窟では見られない綺麗な熱帯魚も沢山居るので、貴重な体験ができるというわけです。

ちなみに、私が予約したのはSeaMoleというお店でしたが、一人2,500円で写真と星の砂のお土産付きで、とってもお得感がありました。インストラクターのお兄さん、お姉さんもとっても親切でした。

また機会があれば行ってみたいです。今度こそは青の洞窟に入ってみたいですね。