ハンバーグを焼くのが苦手です

料理が得意というわけではないのですが、ある程度のことは自分でできる自信があります。以前にも書いたかもしれませんが、カレーなんかは市販のルーを使わずに作ったこともありますし。ただ、うちの子供達には不人気。というより、食べてくれないんですけど。(笑)

料理を作るのが好きというわけではないですが、作っていて楽しいと思う瞬間はあります。

つまり、嫌いではないのですが・・・こんな私にも苦手なことがあります。

それは、卵焼きとハンバーグです。

ハンバーグの具というかタネというか・・・混ぜたりするのは大丈夫なんですね。

まぁ、誰でもできると思いますが。ちゃんと分量を計量して混ぜればそんなに失敗することもないと思います。

問題は、ハンバーグの焼き方です。どうしてもうまく焼けないんですよ。

もうちょっと、もうちょっと・・・
って思っている間に真っ黒になってしまったり。

外は真っ黒に焦げてしまってるのに、中は生焼けだったり・・・

難しいですね。
　

生焼けハンバーグの危険性

そんなハンバーグですが、

「少々中が赤くても大丈夫だろう・・・」

って今までは思っていたのです。実際に生焼けのハンバーグでも普通に食べていました。

ところが・・・

生焼けのハンバーグはとっても危険だったのです。食中毒に関して。

肉の食中毒って、肉の断面に食中毒の原因菌（Ｏ１５７等）が付着しているそうなんですよ。でも、ステーキなんかは断面って焼けちゃいますよね。レアの場合でも、切った断面は焼いてしまうので、付着していた菌も死滅してしまうのです。

ところが、ハンバーグの場合は原料が挽き肉なので、菌が付着する断面だらけなんですね。

つまり、食中毒の危険性ということで考えると、レアステーキよりもハンバーグの方が危険だったのです。
　

ハンバーグの上手な焼き方

このままではいつまで経っても危険なハンバーグしか食べられません。自分だけなら問題ないのですが、子供達にも危険が及ぶとなると大問題です。

そこで、ハンバーグの上手な焼き方を調べて実際にやってみました。
　

フライパンのみでハンバーグを上手く焼くコツとしては・・・

　(1)必要以上に厚くしない
　(2)中央に凹みを必ずつける
　(3)フライパンはよく熱してから油を入れる
　(4)油が熱くなってからタネを入れて焼き始める
　(5)片面が焼けたらひっくり返し、弱火にしてじっくり火を通す
　(6)最後の5分ほどは蓋をするとふんわり焼きあがる

形を作った時に厚過ぎるやはり火が通りにくいので、厚過ぎないように作るのがポイントですね。そして、中央部分は熱が入りにくいので凹みを付けて薄くする必要があります。フライパンを熱してから油を入れるというのは常識のようですが、いつも我慢できずに先に入れてしまいます。

反省です。

そして、最初は中火、そして弱火でじっくりと焼く。いつも中火のまま（もしくは強火）で焼いてました。深く反省しております。

つまり、最も間違っていたのが、火力だったのかもしれません。

そして、今日もハンバーグを焼いてみました。上記のポイントを抑えながらじっくり焼いてみたところ、中の肉汁が閉じ込められた状態で綺麗に焼くことができました。

これで食中毒になる確率が少し減ったと思います。