虫歯予防デーに歯科検診

6月4日は単に虫歯予防デーだと思っていたのですが・・・

調べてみたら、間違いに気が付きました。虫歯予防デーとは言わないそうです。現在は6月4日から6月10日までを「歯と口の健康週間」と言うそうです。2013年に名称が変更されたとのこと。

それまでの経緯は、

「口腔衛生週間」
　　　↓
「口腔衛生強調運動」
　　　↓
「口腔衛生週間」

となり、2013年から「歯と口の健康週間」となったそうです。

虫歯予防デーなんていう日は存在しないのか？

と、思って日本歯科医師会のHPを見てみると、
『1928年（昭和3年）から1938年（昭和13年）まで日本歯科医師会が、「6（む）4（し）」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。』
と記載がありました。え？いつの時代？？？(笑)

というわけで、今日は虫歯について色々と調べたことを記事にしてみました。
　

歯と口の健康週間には歯科検診を！

「歯と口の健康週間」の前後にはどこの小学校でも歯科検診が行われていることと思います。いいことだと思います。

僕が小学生だった頃にもこの時期に歯科検診をして、虫歯が見つかれば夏休みに歯医者さんに通院という流れができていました。

ちなみに、僕は小学生の頃殆ど歯を磨かなかったのですが、虫歯はありませんでした。その遺伝子なのか、息子(小学2年生)は全く虫歯無し。

しかし、娘（小学5年生）が「虫歯有り」との診断結果を持って帰ってきました。

娘は就学前にも散々歯医者さんには通い、歯磨きに関しても口うるさく言っていたのにも関わらず・・・です。今も毎日きちんと歯を磨く習慣はついています。

息子の方も一応歯磨きはしていますが、実に適当。全然磨けてないと思うのですが・・・この違いは一体何？？？
　

虫歯の正体は虫？

虫歯って何なの？っていう話です。
虫歯とは言うものの、絶対に虫とは無関係やろ～！！と思っていたのですが・・・

調べてみると、原因は虫（細菌）でした。

原因となる菌は「ストレプトコッカス・ミュータンス」というものらしい。ストレプトコッカスは「連鎖球菌」で、ミュータンスは「突然変異体」のことです。

あぁ、ミュータンスね。
ミュータンス、ミュータント・・・
ミュータントって昔何かのアニメに出てきたな。

「突然変異」の変なヤツですね。
虫歯の原因もそいつやったわけですね。

このストレプトコッカス・ミュータンス（以下ミュータンス）は糖分を食べて、酸を出すらしいんですよ。虫歯の原因はこの、酸ですね。その結果、酸によって歯が溶けてしまうという現象です。

ですから、食事の後にすぐに歯を磨きましょうというのは、口の中の糖分を取り除きましょうという働きかけなわけです。

ここまでは納得ですね。
　

虫歯になり易い人って？

では、同じように歯磨きをしていても虫歯になり易い娘と、虫歯になりにくい息子は何が違うのか気になりませんか？

色んな要因があると思います。まず、娘は食事の時に殆どお茶を飲まないのです。これは素人的に考えても大きな要因だと思いますよね。

医学的に見ると、どうやら唾液の分泌量の違いのようです。そう言えば、赤ちゃんの時の話ですが、娘は涎の少ない綺麗な赤ちゃんでした。

逆に息子は涎の多い汚い赤ちゃんでした。恐らくそのまま大きくなっていると推測。つまり、唾液の分泌量の少ない娘の方が虫歯になり易いのです。
　

本当の虫歯予防

調べてみると、唾液には凄い効果があることがわかりました。唾液には歯を再石灰化させる効果があるそうです。歯石の溜まりやすい人がそうらしいです。
※歯石は取り除いてください。

ですから、最も簡単な予防策はシュガーレスガムを噛むことだったのです。

ガムを噛むと唾液が分泌されますよね。その唾液で虫歯になり掛けた状態でも再石灰化によって修復が可能なんですって。

ガムを噛むことは行儀が悪いと思っていましたが、ガムを見直しました。ガムだけではなく、お風呂で歯を洗浄するのもとっても効果的ですよ。

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