光化学スモッグ注意報で洗濯物が心配

「光化学スモッグ注意報が発令されています！」
最近良く聞くフレーズです。

今日も地域によっては発令されていますが・・・
うちのような田舎には無関係だと思っていたのですが、そうとも言ってられないようです。

田舎者故、光化学スモッグというのは今まで認識してなかった自分が恥ずかしいですね。

光化学スモッグが大気汚染だという認識はあったのですが、それが何なのかということまでは全く知りませんでした。
ただの排気ガスくらいの認識しかなかったのです。

調べてみると、大気中の物質が紫外線と化学反応することによって、別の汚染物質「光化学オキシダント」が生成されるというものです。
この「光化学オキシダント」こそが、光化学スモッグの正体だったのです。

発生しやすいのは5月から9月で気温が25度以上の時。
更に夏型の気圧配置で風が強めのときです。
　

光化学スモッグの人体への影響

光化学スモッグが人体に及ぼす影響は意外と大きいです。
ですから、光化学スモッグ注意報が発令された時には屋外には出ないようにしなければなりません。

光化学スモッグによる症状としては、主に目、喉への影響が大きく、目がチカチカしたり、異物感があるような場合はすぐに目を洗い流しましょう。
症状が酷くなると、めまいや手足の痺れ、嘔吐、更には意識障害までも引き起こすと言われています。

光化学スモッグは洗濯物にも影響がある？

光化学スモッグの主な成分はオゾンです。
オゾンは殺菌・消毒の効果があります。
ですから、人体や植物に悪い影響を与えてしまうのです。

しかし、オゾンは衣類や布団などにぶつかると、酸素に分解されてしまうのです。

ですから、光化学スモッグ注意報が発令されている時に屋外に干していた洗濯物に関しては何ら問題がないと言えます。

しかし、その時に干してある洗濯物は、夕方になってから取り込むことをお勧めします。
光化学スモッグ注意報が発令されている時は、自分自身が外に出ないようにしてくださいね。