ヤマボウシの花言葉は「友情」です

娘

お父さん、ヤマボウシの花言葉って知ってる？

私

いや、知らんわ。花言葉なんて全然知らんし。

娘

知らんの？教えたろな。
ヤマボウシとハナミズキは凄くイイ関係らしいで。

ヤマボウシとハナミズキの友情

ヤマボウシが白い可愛い花をつける季節になりましたね。
ヤマボウシという名前は花の姿が、比叡山延暦寺の「山法師」に似ていることが由来だそうです。

山法師っていうのは、僧兵のことですね。
寺が凄く力を持っていた時代の話です。

ちなみに、山法師はこんな感じです。

言われてみれば、ヤマボウシに似てるかもしれませんね。
中央の丸い花穂は坊主頭に、４枚の白い花びらは白い頭巾に見えます。
なるほどっていう感じです。

ちなみに、本当の花は4枚の白い花びらの真ん中にある黄色い部分です。

ヤマボウシと良く似た花を御存知ですか？
そう、ハナミズキです。

ヤマボウシは日本原産の水木科に属すします。
そして、その近隣種にハナミズキ（アメリカヤマボウシ）があります。

ハナミズキは明治時代にワシントン市から贈られたのが日本に入ってきた切っ掛けです。
どうやら東京市長がワシントン市に桜の木を贈ったお返しがハナミズキだったそうです。

ハナミズキの花言葉は返礼、ヤマボウシの花言葉は友情です。
ハナミズキとヤマボウシの熱い友情がなんとなくわかりましたか？

ちなみに、ハナミズキとヤマボウシは花の形は良く似ていますが、すぐに見分けが付きます。
それは、ハナミズキとヤマボウシでは生長過程が違うから。
ハナミズキは花が咲いて、その後に葉が出ます。
しかし、ヤマボウシは葉が出て、花が咲きます。

ですから、花の咲いている時期を見れば一目瞭然なのですね。
花だけを見ると分かり辛いですが、全体を見るとわかるということです。
　

ヤマボウシの実は食べられる？

ヤマボウシは果実を付けます。
赤くて美味しそうな果実です。
食べるとマンゴーのような味がする…と書かれることが多いです。

しかし、一度だけ食べたことがあったのですが、マンゴーっていう感じではなかったですね。
それ程美味しいとも思わなかったのですが…
食べたことがあるという人に聞くと、殆どの人が美味しいと言います。
そして、マンゴーに似ていると。

あんまり食べたことがある人っていうのも居ないみたいですけど。

売ってるところも見たことないですしね。
ジャムなんかにしても美味しいって聞いたことがありますが、ジャムになってる状態もみたことがありません。
でも、ジャムにしたら美味しそうですね。
楽天でも調べてみたのですが、ヤマボウシのジャムは見つかりませんでした。

残念です。

ヤマボウシを庭木に植えて、実でジャム作ってみようかな？

ヤマボウシの花言葉は友情です。
何かの、記念樹として贈ってみてはいかがですか？
誰か贈ってくださってもいいですよ～。